たぶんモテる!いまから始める大人な趣味

アート通を演出する

音楽もアートですが、アートと言えば「美術」の方がやはりメインでしょう。アートや美術の知識が既にあるのなら、それに越したことはありませんが、それをひけらかしたり、やたら肩肘張ったように相手に共用するのでは逆効果になってしまします。控え目であっても、アートへの造詣が深いというのはカッコよく見えてしまうものです。


ここはひとつさりげなく演出したいものです。もともと美術館やギャラリーはデートコースとして定番スポットです。女性にイイところを見せる最高のチャンスです。


さて、あまり美術に関心が無かった、というような人は、まずは「美術史」を少し学んでみるといいでしょう。「美術の歴史」です。過去から時代に沿うように、美術作品の様式が変化していきます。その時代のいろいろな影響を受けて、特色ある作品が生まれていきます。


こうした美術史の基礎を知るだけでも、美術を奥深く楽しむことができますし、デートの相手にもちょっとした博学を披露することができます。


東京には日本で一番古い博物館(東京国立博物館)がありますから、最初は1人で行ってきてください。ここには日本を中心に東洋諸国の文化財が相当数収集・保存されています。日本ギャラリーには、縄文時代から昭和時代までのジャンル別に美術作品を見ることができます。


仏像も奥深いものがあります。仏像も時代やエリアによって顔かたちが異なります。やはりこれも美術史なのです。最近は現代アートも多くあります。その場合は、絵画、彫刻など形式やジャンルに分けて見ずに、空間を味わうようにするのがポイントです。